中国進出成功の鍵

不十分な現地化

解決策1. 中国本部の現地化

中国本土でビジネスを円滑に進めるには、中国の商習慣に順応出来る組織体制を構築する必要があります。まず、現場を統括する経理クラス(いわゆるマネージャー)は、出来る限り中国人を配置すべきです。これにより、現地の商習慣を踏まえた対応が可能となります。それだけでなく、幹部に中国人が入っている事で、出生意欲が強い優秀な中国人従業員のモティベーションを向上させる効果が期待出来ます。また、経理を統括する総経理(いわゆる社長)は、事業の全体像を把握している必要があるため、当初は日本人の実務経験者が担当する事になると思いますが、中国人経理との間の意思疎通がスムーズに行かない事例も多く、いずれ経理クラスの中から総経理を選定する方がベターです。


しかし、現地化を進めたくても、優秀な人材が確保出来なくてはどうしようもありません。
当社では、北京城市大学をはじめ現地の複数の大学と提携しており、新卒採用をサポート出来ます。また、即戦力が必要な場合でも、中国ではより有利な条件を求めて転職しますので、人材の中途採用は比較的容易であり、当社ネットワークを活用し、ご希望の人材の中途採用をサポートする事が可能です。

解決策2. 裁量権と監査システム

中国本部の組織を現地化しても、中国本部に肝心の裁量権がなければ、ほとんど意味がありません。出来る限り裁量権を与えるべきですが、それに伴い監査システムを導入する必要があり、灰色収入が常態化している中国では特に会計監査については強化する必要があります。当社は、これら監査システムの構築をサポートする事が可能です。

解決策3. 報酬体系と昇格基準の明確化

中国社会では能力主義が浸透しており、日本式の報酬体系と昇格基準では、有能な社員を維持する事は困難です。そのため、中国人の気質に合致した報酬体系と昇格基準の構築が不可欠となりますが、当社では現地企業の成功モデル等の分析を元に、これらの助言指導を行う事が可能です。

以上のように、現地化を成功させるために、様々なサポートをご提供しております。
ご相談は以下よりお願い致します。

無料相談はこちら

Menu

Copyright (C) 2012 JC BRIDGE All rights reserved.